ポケネの派閥体質について俺が散々批判を加えているのは周知の事実なのだが、その一方で俺は、ポケネでオフ会の一つでもやりたいのならば、やはり大勢でやらねば何もできないだろうなとも思っている。
一人でぐたぐたと理屈を捏ねていても何にもならず、やはり派閥に抗うためには自身も拠り所となる派閥を持たねば、と思う。

発端は今年の正月だった。
が気紛れにも俺に年賀状を送ってきたのである。
それをきっかけに零とメールのやり取りをするようになった俺は、彼女がこの春、千葉の短大に通うために上京してくる事を知る。
このとき、俺の中に一つの構想が浮かぶ。
零の影響力を持ってすれば、祐子がポケネから撤退して以来空白地帯となっていた東京近辺で、オフラインに影響力を持つ派閥が立ち上げられるのではないか、と。
ポケネ関東オフ再興の切り札、番長・零が誕生した瞬間であった。

さて、その番長軍団であるが、具体的にはどのような布陣になるのか。
まず、零の側近としてのらら
下僕の代名詞、俊彦
零にとって最も信頼の置ける相談役であろうpupu
千葉在住という地の利もあり、そろそろオフに参加する事がさほど難しい年齢でもなくなってきたBAGIRA
それに合わせるように、また零個人とのコネクションもあったヴァイエイト
零のコネクションはCUCにも及ぶGエンペラー
蛞蝓@蝸牛の名も挙げることができるだろう。
ここら辺までが零が元から持っていた人脈であり、俺はここに、俺と同じく関東オフ再興を目指していたbasaraを合流させた。
ポッポ博士の台頭は、このbasaraの功績による所が大きい。

魅力的なラインナップである。
どこが魅力的って、チームワークが全然取れてなさそうな所が魅力的なのだ。
上に名前を挙げた人間の半数以上が、他の人間と派閥として一括りにされる事を嫌うであろうことが容易に想像できる。
だが、それがいい。
従来のポケネを支配していた、派閥の正義とも呼べるような、派閥内に共通して流れる思想を、端から持ち合わせていない寄り合い集団だからこそ、派閥の正義を否定し続ける俺の理想に近い。

誰もが、誰もを綺麗な存在だとこれっぽっちも思っていない集団こそ、小綺麗な正義を駆逐することができる。

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